算数検定とは?何歳から受けられる?4歳年少児が算数検定11級に初挑戦!

数学検定・算数検定(実用数学技能検定)は、英検や漢検と並ぶ人気の検定試験の1つで、幼児から大人まで受験することができます。算数が好きなお子さんの能力を伸ばすために、算数検定の受験を考える親御さんは多いのではないでしょうか。

ママ

未就学児の母です。子どもに算数検定を受けさせてみたいけど、一人で試験を受けることができるかしら?

ayateacher

うちの息子は4歳10か月(年少)の時に初めて算数検定を受験しました。
今回はその時の様子を振り返りながら、未就学児の算数検定対策についてお伝えしたいと思います。

目次

(1)算数検定11級の内容は?対策は何をすればいい?

 算数検定は11級から6級まであり、5級から1級は数学検定になります。11級の出題範囲の目安は小学校1年生程度です。内容としては、個数や順番、整数のたし算・ひき算、長さ・広さ・量の比較、時計の見方、図形、上下・左右などの位置の理解、グラフなどの各領域からまんべんなく出題されます。

 出題数は大問まであり、全部で20問です。過去問を解いてみるとだいたいの傾向が分かりますが、

 (1)計算問題(10問)

 (2) 個数に関する問題(2問)

 (3) 比較や図形などの問題(2問)

 (4) 文章問題(たし算・ひき算)(2問)

 (5) 時計や位置などに関する問題(2問)

 (6) 整理技能問題(発展問題)(2問)

 といった感じになっています。(3と5はけっこう毎年バラバラ)1、2は練習しておけばまあ点数がとれる問題でしょう。3、4、5は、試験によって簡単な回もあれば難しい回もあり、息子の正解率も差がありました。それでも何度か過去問を繰り返せばだいたいの出題パターンをつかむことができるので、まあ対応できるかなといったところです。

 問題は6の整理技能問題です。つまり思考力が問われる応用問題。正直4歳の息子には、6の問題はかなり難しく過去問でも毎回撃沈しておりました😅何が難しいって、問題の文章が長い!息子はそれだけで読む気を失ってました。逆にいえば、しっかり文章を読んで意味さえ分かれば解ける問題でもあります。年長や小学1年生ぐらいなら少し練習していけば対応できるかなという印象です。

 そして気になる合格ラインですが、全体の70%正解することができれば合格できます。つまり20問中14問以上。息子の場合、はなから6の2問は諦めていたので、残り間違えてよいのは4問だけ。ということで1と2を完璧にしておけば最悪3、4、5で少しミスってもなんとかなるんではないかと楽観的に考えて、試験日の2か月ぐらい前に受験の申し込みをしました。

 さて、2023年3月に4歳10か月で算数検定11級を受験した息子ですが、そもそそも算数のお勉強を始めたのは4歳7か月の頃(2022年12月)。ちょうど検定日から3カ月ぐらい前でした。それ以前にも、「1と1を合わせると2になるよ」なんていう程度のことは、生活の中で教えていましたが、1+1=2という数式を見たのはこの時が初めてです。まずは1~100までの数字の読み方や書き方を練習し、次に市販の問題集を買ってきてたし算・ひき算のやり方をマスターしました。我が家が使用したのは「くもんの小学ドリル」シリーズの1年生のたし算です。同時進行で文章問題の学習もしました。息子は3歳から公文に通っていたため、短い文章であれば読み取ることができたため、文章問題は少し練習をしすれば自力で立式して答えを出すことができるようになりました。

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 それぞれ毎日1ページずつこなし、約1か月半程度で100までのたし算・ひき算(繰り上がり、繰り下がりなし)と繰り上がり・繰り下がりのあるたし算・ひき算のやり方をマスターしました。

 その後、検定日から約1か月半前(2023年1月半ば)からいよいよ検定対策として、「親子ではじめよう算数検定11級」に取り組み始めました。この問題集は日本数学検定協会が出版しているので、1冊通して取り組むとだいたいどのような問題が出るのかが分かるのと、解説つきなのではじめて検定試験に挑戦する親子におすすめです。私は小学校教諭経験15年の教師ママですが、この1冊の中に1年生でおさえるべき算数のほとんどの領域が網羅されているので、単純に1年生の家庭学習用テキストとしても使えるなという印象です。我が家はとりあえずこの1冊を半月ほどかけて教え込み、図形問題の解き方や時計の読み方などをマスターさせました。

 そして、いよいよ2月に入り検定日まで残り1か月。過去問に挑戦です。「親子ではじめようシリーズ」は、問題を解くための基礎知識を定着させるためのもの、過去問は実際の出題パターンをつかむものなので、正直初めて検定を受ける場合は、両方購入しておいたほうが安心かなと思います。

 それにしても苦労したのが、この過去問です。息子は4歳年少。試験というものは生まれて初めてだったため、問題の内容以前にテストの答え方が分からない。まさに0から教えなければなりませんでした。

初めて挑戦した過去問

 まずつまずいたのが、問題用紙で解いた答えを解答用紙に書かなければならないということ。これが4歳にはなかなか難しく、答えを1問書き飛ばしてしまってパニックになることが頻発しました😥

 次に、答え方が分からない問題。例えば、「一番多いやさいはどれですか。㋐~㋓で答えましょう。」と問題に書かれているのに、記号ではなくて「たまねぎ」とやさい名で答えてしまい×になるというミスも多かったです。問題をよく読んで!と言い聞かせてもなかなか難しかったですね😅

 さらに、少しだけ漢字が出てきます。「大きい」や「小さい」など最初はふりがながふってあるのですが、2回目に同じ漢字が出てきた時にはふりがながふっていないので、ここでも息子はパニックを起こしていました😣面倒だったので、過去問を6回分チェックし、だいたい出てくる漢字をすべて洗い出し(だいたい10個ぐらいかな)、読み方を覚えさせてしましました。

 そして、一番困ったのが問題が難しくて分からない時の対応です😥息子はこだわりが強い完璧主義。分からない問題があると泣いたり怒ったりしてしまい、そこから先に進めなくなってしまいます。とにかく、「分からない問題が出てきたらそれはやらなくてもいいよ」ということ、「でも一度は目を通して一生懸命考えてみよう」「最後まで問題をやり終えたらまたその問題に挑戦してみよう」ということを繰り返し教えました。特に6の問題は4歳には難問すぎて解けないだろうと思ったため、そこで泣いて試合終了になるぐらいなら最初から6はやらなくてもよいと教えてしまいました。

 過去問は全部で6回分あったので、1カ月間でだいたい3周ぐらい解かせました。小さな子どもの脳はスポンジのように吸収力がよく、あんなにボロボロだった過去問も、3周目にはスラスラと自力で解けるように。最初から解かないと諦めていた6の問題にも一度は取り組んでみるようになりました。字も初期に比べるとだいぶマシになりましたかね😅

検定直前の過去問。正答率は8割~9割

 ちなみに、4歳の息子が試験に臨むにあたって最後までハラハラしたのは、問題文を声に出して読んでしまうということ(笑)。こればかりは何度言って聞かせても気づいたら声が出てしまうため、本当に焦りました。

(2)検定日前日までの準備や持ち物について

 さて、一通り試験内容についての勉強を終え、いざ検定試験へ!

 と、その前に。なんせ4歳。初めての試験なので、事前に「試験とは何ぞや」ということを教える必要がありました。息子に言い聞かせたのは次のこと。

・試験中は、立ち歩かない。

・試験中は最後まで喋らない。

・自分が終わっても最後まで自分の席でおとなしく待つ(1の問題をもう1回解いて答えを確認する)。

・周りをきょろきょろしない。(友達の答えを見ない。)

・途中で分からない問題があっても泣かない。泣いたら退場。

・トイレに行きたくなったら手をあげて、試験官の人に言う。

・足をバタバタさせない(笑)。

Youtubeの動画で試験を受ける子どもたちの動画を見せるなどしてだいたいのイメージを持たせました。公文に通っているため、なんとなく教室の雰囲気に似ていると感じたようです。

 また、検定試験の1週間ぐらい前に受験票が自宅に送られてくるので、それに受験者の顔写真(証明写真の大きさ)を貼ります。写真はコピー用紙はNGなので要注意です。我が家は、プリンターを持っていないためコンビニで写真用紙にプリントアウトしたものを貼りました。受験票には、受験番号と受験会場、試験時間、会場までのアクセスQRコード、試験の持ち物、試験中の注意点などが記載されています。11級の持ち物は、鉛筆(2Bがおすすめ)・消しゴム・定規と任意で腕時計と座布団です。うち腕時計と座布団は持っていきませんでした(遊ぶから)。

 初めて受験する際は前日に慌てないように前もってきちんと準備しておくことが大切です。

(3)検定当日。試験会場の様子は?親はどこまでついていける?

 さあ、いよいよ検定試験当日です。我が家は横浜駅近くの大学が試験会場でしたので、朝から電車に乗って向かいました。駅から道に迷ったので早めに出て正解でした。

 試験時間の30分ほど前に会場に着きましたが、すでに会場にはたくさんの受験生と親御さんが来ていました。11級は10級の子と同じ教室でした。試験時間までは、教室内に親も一緒に入ることができます。自分の受験番号と名前が書かれている席に座りますが、我が家は申し込みが遅かったのか(いや、結構早めに申し込んだと思ったのだけど)受験番号が最後で座席も一番後ろでした。息子の落ち着きのなさが逆に目立たなくてよかった。また、うちは夫婦で付き添いましたが多くは母親だけ、もしくは父親だけが付き添っていました。

 試験開始の10分前から問題用紙と解答用紙が配られ、それぞれに受験番号と名前を記入します。ここは保護者が書いてOKでした。周りの子はけっこう自分で書いていたので、息子は「ぼくが書きたい!」と言っていましたが、間違えたら嫌だったので私が書きました。(前の席の子はばっちり漢字で名前を書いていて立派だったな。)

 年齢は、1年生らしい子もいましたが、多くは年長さんが多いかなという印象。おそらく入学前の力試しで受けに来ている感じでした。年中の子もいたかな。年少は…どうでしょう。息子より小さい子はいましたが、息子は身体が大きいのでもしかしたら歳は上かもしれません。なぜそう思ったかというと、みんな落ち着いていたからです😅おそらく息子が一番ソワソワきょろきょろして落ち着いていなかった…。長机だったため、息子がガタガタしたり足をバタバタさせたりすると隣の席の女の子に迷惑がかかるのでハラハラしました😣

 そしてついに試験開始時刻。親たちは我が子にエールを送りながら教室の外へ。廊下は狭いので会場の外に出ていく人もいましたが、うちはもしかしたら試験中に息子が泣いて出てきてしまうかもしれないという心配があったので廊下の奥で待機していました。試験時間は40分。事前に他サイトで得た情報では、終わった子から出てきていたと書かれていましたが、今回は40分間試験が終わるまで誰も出てきませんでした。会場によって対応がちがうのかな。あと、教室内に時計がありませんでした。ああ、だから持ち物に腕時計ってあったのか。まあ、うちは時計持たせたところで時間見ながら問題解くなんて技はまだ使えないので必要なかったけど😅

 試験時間が終わり、教室の扉が開くと続々と子どもたちが出てきました。その中ににこにこ笑顔の息子の姿が…✨

 試験を終えた息子の第一声は、「楽しかったー。」でした。そうか、楽しかったか。それは何よりだ😊まだ結果は出ていませんが、とりあえず4歳息子の人生はじめての試験は終了。よく最後まで泣かずに頑張りました。集中してできたかどうかは見ていないので分かりませんが。本人曰はく、「早く問題が終わったのでちゃんと見直しもしたよ。最後まで黙って座ってたよ。」とのこと。

試験会場にて

(4)まとめ

  4歳年少の息子に算数検定を受けさせてみて思ったこと。それは

ayateacher

教えるのは大変だったけど、子どもの吸収力はスポンジ!
練習すればするだけ力になる!

 ということです。年少さんでも、それなりに文字が読めるのであれば算数検定に挑戦することが可能だと思います。この3か月の息子の成長には驚かされました。そして試験を最後まで受けることができたことで、息子自身も自信がついたようです。さっそくまた次の級にチャレンジしたい♪と意欲を見せています(まだ結果出ていないのに)。

 次は10級。2年生の内容です。かけ算やひっ算、長さや水のかさの単位も出てきます。息子の挑戦はまだまだ続きます。

 お子さんの算数の力を伸ばしたい!何か目標に向かってチャレンジさせたい!という方は、ぜひ親子で算数検定に挑戦してみてくださいね😊

(5)合否発表

  試験日から3週間後、ネットで試験の合否結果が出ました。結果は、見事「合格」😊

試験から約1か月後に格好いい合格証が届きます。
問題用紙と個別成績票も送られてきました。

 20点満点中19点で合格👏6⃣の問題はやはり難しかったようですが、それでも1問は正解しているので、本人なりに頑張って解いたのではないでしょうか。成長🥹

 努力して合格できたことは、息子にとっても嬉しかったようで、それがさらに自信になったようです。以前にも増して算数への意欲が高まったかなと思います。

 次回は10級への挑戦だ!!頑張れ息子👏

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この記事を書いた人

多動系やんちゃ男子な息子の将来を虹色にするため、幼稚園年少12月より本格的におうちで先取り学習を開始する。

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